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Knowledge「重ね」のセオリー

「重ね」のセオリー

パンツの上にスカートやワンピースを重ねたり、長袖の上にノースリーブを重ねたりと、ファッションでは数年前からレイヤードスタイル(重ね着)が流行。いつもの服がまるで違う表情になるだけでなく、重ねることで生まれる「ぬけ感」で垢抜けた印象に。このテクニックはもちろんジュエリーにも有効です。「細いゴールドネックレスを何本も重ねて胸もとにレースのような透け感を作る」「シンプルなマリッジリングに華やかなリングをプラスしてパーティー仕様に変身させる」「クロスのネックレスを重ねて、定番になりつつあるクロスを個性的な表情に変える」というように、ほんの少しのアイディアで、いつものジュエリーが 大変身。毎日つけているうちに飽きてしまったリング、どこか似合わないと感じているネックレスをジュエリーボックスの中に眠らせてしまう前に…。「重ねの法則」を修得すれば、新しい輝きを発見できそうです。   「重ね」のセオリー

ネックレス×ネックレス

極細チェーンの多連が生む<軽さ>と<量感>
華奢な首まわりに沿う細いチェーンは、女性らしい胸もとを演出するだけでなく、鎖骨の美しさをより際立たせる効果があります。でも、ときにはどこか物足りなさを感じることも。そんなときには何本も重ねてみましょう。ポイントは「3本以上重ねること」「できるだけ同じ細さのチェーンを選ぶこと」「均等な間隔でチェーンの長さを変えること」の3つ。チェーンとチェーンの隙間が透け感を生み出し、ボリュームがあるのに軽やかな印象に。ふくよかな方にもおすすめのテクニックです。
※ジュエリーの写真はイメージです。
  ネックレス
2つのヘッドが生む縦ラインで首まわりがすっきり
カジュアルにも、エレガントにもつけこなせるダイヤモンドのプチネックレス。定番ジュエリーとしてお持ちの方が多いと思いますが、少し長めのプチネックレスを重ねることで首を長く見せることができます。ヘッド(ぶら下がっている部分)が縦に並ぶようにつけることがコツ。ヘッドが作る縦のラインによってVネックのような視覚的効果が生まれます。2本のネックレスでヘッドの大きさが違う場合は、小さい方を上に、大きい方を下にするとバランスよくまとまります。   ネックレス

※ジュエリーの写真はイメージです。

 
モチーフを重ねて胸もとに遊びを
クロス、花、星など、女性の愛らしさを引き出してくれるのがモチーフジュエリー。中でも<不安を解消し自信をつける>力をもつといわれるクロスは、 2~3年前から人気が継続しているモチーフ。でも、それだけに自分らしさを加えることも必要といえそうです。たとえば3つのクロスのヘッドを1本のチェーンにつけたり、デザインの違う3本のクロスを重ねたり、クロスを縦に並べたり…。モチーフの重ねが遊び心と個性を兼ね備えたジュエリースタイルを作ります。
ジュエリーの写真はイメージです。

リング × リング

細いリングの「重ね」はその日の気分でアレンジ
クロス、花、星など、女性の愛らしさを引き出してくれるのがモチーフジュエリー。中でも「重ねづけの入門編」ともいえるのが、同じ幅の細いリングを同じ指に2本重ねること。地金の色が同じであれば、簡単に取り入れることができるでしょう。そして入門編をマスターしたら次に挑戦したいのが、同じデザインで地金の色が違う細いリングを重ねる技。たとえば、ピンクゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールドの重ねづけです。「どの指につけるか?」「何本つけるか?」「どの色を組み合わせるか?」によって見え方が異なるので鏡の前でアレンジしてみましょう。
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定番マリッジには清楚な光輝をプラスして
愛の証として贈り合うマリッジリング。「長く使えるように」と飽きのこないデザインを選ぶ方が多いようですがパーティーなどの席ではボリューム感と 華やかさを演出したいものですね。マリッジの重ねづけで基本テクニックとなるのは、マリッジは脇役にして、他の指に主役となるゴージャスなリングをつけること。そしてもう一歩先のテクニックは、同じ指に装飾性の高いリングをつけて、マリッジと一体化させること。2本の美しさが融合して華麗なリングへと生まれ変わるはず。
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ピンキー×他のリングは光沢と色を揃える
「チャンスを呼び込む」といわれる小指につけるピンキーは、お守りとしても注目されているリング。ピンキーリングと他の指のリングの重ねづけを違和 感なく上品に仕上げるための秘訣は、地金の光沢と色を揃えること。たとえば、ピンキーが光沢のあるピンクゴールドなら他のリングも光沢のあるピンクゴールド、ピンキーがマットなイエローゴールドなら他のリングもマットなイエローゴールドというように。さらに石の種類も合わせると、より統一感が生まれて洗練された印象に。
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ジュエリー上級者向けのピンキー×ピンキー
愛らしさを象徴するジュエリーの代表ともいえるピンキーの中でも、手を動かすたびにゆらゆらと軽快に揺れるチャーム(星やハートなどリングにぶら下がっているパーツ)がついたピンキーはキュートな雰囲気が満点。それだけで十分に存在感があり、スタイル全体のアクセントになりますが、ワンランク上のジュエリーコーディネイトを目指すのならシンプルなピンキーリングを重ねて。小指の上で輝く<スウィート×クール>のテイストミックスが、完成度の高い指先を生み出します。
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